皆さんこんにちわ!《2021年は勉強の質をあげたい!!》と思ってるソウシです
今回のテーマは『勉強方法の問題点』についてになります
そもそものきっかけは2020年の年末
調剤薬局の薬剤師として働いている自分ですが・・
1年を振り返ってみると全然成長出来ていないと感じたのです
その原因について考えてみると、やはり『勉強方法』にあるのではないかと疑問を持ちました
結論から言いますと、その解決方法として現在新しい『学びの場』として年始から『Facebook』を用いて勉強を始めてます!
Facebook?勉強の話じゃないの?と思う方もいるかもしれませんね
Facebookはあくまで手段の話であって、重要なのは『勉強した知識を情報として他者に発信する』ということになります
ではなぜ、この『Facebook』という環境で新しく勉強を始めようという結論に至ったのか?
これをお話しするためにまずはこのテーマで話そうと思います!
もちろん勉強方法というのはいろんな方法があると思いますし、その人にあった勉強の仕方というのもわかってます
なのであくまで参考程度に見てもらい、よかったら試していただければと思います
自分の場合は『調剤薬局薬剤師として感じた勉強の仕方』という視点での話になりますのでご了承いただければと思います
よろしければお付き合いください!
問題点を抽出する
今までは『勉強不足』を理由にして毎年過ごしていたんですが、『勉強不足』を改善しようと思ってもなかなかよくなることはありません
これでは結局勉強する量を増やそうという話になってしまい、これがなかなか続けられない
結局のところ職場でのイレギュラー対応や疑問に思ったことをその場で調べたときの方が学ぶことが多かったんです
よって、根本的に『勉強不足』を理由にこの問題を解決することは自分では不可能だと感じました
そこでまずは
- 今の勉強方法を書き出す
- それぞれの問題点、課題を浮き彫りにする
- どう改善していくか対策を考える
この3ステップにわけて今後の対策を考えようと思いました
現状の勉強方法をまとめる
まず自分が今どうやって勉強しているか、その『勉強方法』について思いつく限り書き出すことにしました
ここでいう『勉強方法』というのは、勤務時間外での『自己学習』のこととします
思いついた限りで書き出すと
- 参考書
- 論文
- インターネット
- 講演会
- 勉強会への参加
- 勉強会を行う
自分の現状を振り返った結果、この6つのパターンにわけられました
特にこの中で使用頻度の高い勉強方法というと『①参考書』と『③インターネット』でしょうか?
ただ『③インターネット』については勉強するというよりも、わからないことを調べる手段として活用することがほとんどでした
逆に圧倒的に少ないと感じたのは『⑥勉強会を行う』です
勉強会を行うというのはつまり、『本人が自分で学んだことを周りの人に説明する』ことと考えてもらえたらと思います
新入社員に指導したり知識を教えたりすることもこれに近いのですが、自己学習とは少し違う気がするので今回は除外しています
特に自分と同じ年代、または後輩では『⑥勉強会を行う』機会に恵まれてないと感じました
この中で講演会と勉強会をそれぞれ分けてるんですが、ここでの定義としては
勉強会 → 職場内
講演会 → 職場外
とします
それではこの6つの項目について1つずつメリット、デメリットについて考えていきます
参考書
最もスタンダードな勉強方法だと思います、書籍のことですね
個人差はあるかもしれませんが、基本的に参考書の選び方は
- 書店に行って内容を少し読んでみてから購入するか考える
- 同僚や先輩など、周りの人に勧められた本を購入
- インターネットの評価を参考に購入する
など基準に購入することになると思います
メリット
やはり情報量が多いことだと思います
インターネットでもある程度の情報を得ることは出来ると思いますが、ネットの情報に比べると書籍の情報の方がしっかりまとまっていると感じています
情報の整理という点では書籍の方が優秀だというのが自分の結論です
書籍として出版されている程ですから、著者も実績のある方だと思うので情報の信頼性も高いといえるでしょう!
自分が勉強方法としてどれを選ぶかとなると、インプットの方法としてはまず書籍を選択します
デメリット
個人的に感じてるデメリットとしては
- お金がかかる
- 時間がかかる
この2点につきると考えました
特に専門書なんかがそうなんですが、1冊の値段は高い本だと1万円近くするものもあります
そして大事な点なんですが、スキルアップの為には本をたくさん購入する必要があるということです
本を大量に購入する=『お金』が大量に必要になる
ということです
2017年に医療スタッフ必携と書かれてあるチラシが本にはさまっていました
仮にそこに書かれてある本をすべて購入した場合にかかる費用を計算してみると
結果は130,000円です!
もちろん極端な話ではあることは重々承知なんですが、必携というくらいですから
【出来れば全部持っておいた方がいいよ】
とも受け取れるかなと思ったわけです
つまり『薬剤師として持っておいた方がいいよ』と言われた本をすべて揃えようとした場合に10万以上のお金を投資しなければいけないことになると考えました
特に若手の間はより勉強が必要になるのに
『給料もまだ十分にもらえてない若手がこれだけのお金を投資するのは難しくない?』
と感じたわけです
そうなってくると、自分にあった書籍を選別する必要が出てきます
選別の手段としては
- 周りにおすすめを聞く
- 口コミを見る
- 書店に直接行く
となってきます
『①周りにおすすめを聞く』については実際に読んだ人の意見だったり感想を聞けるのである程度信頼できる情報とは思います
ただ注意しないといけないのは
『その人にとって必要な情報と自分が必要としている情報は必ずしも一致するとは限らない』
ということだと思っています
ある程度知識がないと理解できない本を新人に勧めても困りますよね?
ですので、意見を聞く人と自分がみている目線がある程度同じところにあることが重要だと思います
ただ極論をいうと『この本読んでみて』と本を紹介するよりも、書いてある内容をわかりやすくまとめて紹介してあげればお互いにとっていいのになぁと考えたりすることもありますね
『②口コミを見る』については単純にネット上のその口コミを信頼できるかどうかですね・・・
直接話しを聞くわけではないので①に比べると、その人にとっては『はずれ』を引く可能性もあるかも
ただ総合的に評価が高い本については将来思わぬところで役に立つ可能性が十分あるので損はしないかもしれません
『③書店に直接行く』これが一番確実だと思います
実際に内容も見ることが出来るかもしれませんし、そんな理由もあって自分も直接書店に行くことが多いです
ただ、これについては単純に『時間』を取られます
特に専門書はそうだと思うんですが、小さい書店にはあまり数がありません
結局ある程度大きい書店に行って物色するわけですが、そうなると
『移動時間』『選別時間』
が消費されてしまいます
ここから考えられるのは、
時間を節約しようとすると情報の信頼性を考慮する必要があり、自分にあった本を確実に手に入れようとすると『時間』を消費してしまう
という結論に至りました
論文
論文については正直、
『自己学習』には向いていないかも
と感じました
どちらかというと『プレゼン内容の情報の裏付けだったり、信頼を得るために調べることが多い』と感じました
もちろん無駄とはいいませんが、自分にあった情報を探すには情報が深く多すぎて複雑すぎるという観点からここのアプローチはしないようにしました
インパクトファクターについても考慮しなければいけませんしね・・・
個人的には若手が成長するための勉強方法について考えていきたいと思っているので、今回はなしの方向で
インターネット
昔に比べるとインターネットが普及したことで、調べ物のほとんどはインターネットになってきました
誰でも気軽に発信できる時代だからこそ『情報の正確さ』には注意が必要かと
コロナの関係もあり『Zoomによる講演会』が増えるなど、インターネット上での動画配信という形態が一気に2020年に加速した印象があります
有名なところで言うと、オリエンタルラジオの中田さんがYoutubeで配信されている『中田敦彦のYouTube大学』が「学びの場」として社会人に人気が出ています
このように教育系の動画配信というのはこれから主流になっていくかもしれないですね
メリット
無料ですぐに調べたいことについて検索することが出来ます
時間をかけずに回答を得られる可能性があるのはメリットになると思います
仕事でもわからないことがあったらネットで検索して情報を調べるのが当たり前になってきました
デメリット
誰でも情報を発信できてしまう時代なので、そのサイトに載ってある情報がどれだけ信頼性があるかを判断しないといけません
結果的に本人にその意識がなくても無自覚に周りの人に間違った情報を教えてしまう可能性もあります
なので、その情報が信用に値する情報であるかどうかを判断するための知識というのが必要になってくるのかなと感じます
『書いてある内容を全部鵜呑みにしてはいけないよ』ということです
そしてやはり、1つのカテゴリーに対する情報量というのは書籍にはまだ劣っているのかなと感じます
よって『自分で勉強するのであれば書籍を購入する』というのが個人的な意見になりますね
講演会
先程説明したとおり、これは職場外での勉強会や講演会になります
会議室やホールを貸し切って開催されるのがこれに当たります
メリット
有名な先生方の貴重な話を聞くことが出来る
話の内容によっては最新の情報を教えてくれる可能性がある
デメリット
開始時間が決まっているため勤務先や住んでる場所によってはそもそも参加することが難しい場合があります
参加する人がその業界全体になりがちなので、基礎知識がない人にとっては講演会の内容についていけないことがあったり、逆に新人向けの内容だとベテランの方にとっては物足りない内容の場合もあります(もちろん参加者を絞ってる可能性もあるので絶対ではないです)
そして講演会は基本的にはその時限りなので、聞き直すことが出来ません
話の内容の理解速度というのは、聞く人の基礎知識量だったり能力や理解力によってまちまちだと個人的には考えています
ですので、そこで聞くことが出来ない場合、講演会で話した内容は誰かに聞かない限りは知ることが出来ないことになるのでもったいないなと毎回感じてます
2020年はコロナの影響でZoonなどの動画配信で勉強会が開かれるなど、先程のデメリットをカバーできる形式になった気はしますが、それでも動画そのものは残されないことが多いです
これは有料で講演会を行なっているのも理由の1つだと思うんですけど、やはりもったいないと感じてしまいます
勉強会
職場内の勉強会については、職場によってあったりなかったりするのではないかと思います
自分の場合だと転職前は定期的に勉強会が開かれており、自分から積極的に勉強会をするようにしていました
勉強会に参加することのメリットとしては『職場内での情報の共有が出来る』ということ
勉強会を開く立場だと『アウトプットを行う機会がもらえる』ということ
だと考えています
自分がいままで勉強してきた中で一番知識が身についてきたのがこの『アウトプット』を行うことでした
問題なのは新人や若手がこの『勉強会に参加する』ことには抵抗がないんですが、『勉強会を行う』ことに対して拒否反応を示す人が多いということです
理由を直接聞いたことはないんですが
- 勉強会出来るほどの知識がない(自信がない)
- 自分がする必要性を感じない
- プレゼンの質が低いと怒られるかも
- 質問されるのが嫌
といったことが考えられるかなと感じました
みんなアウトプットよりもインプットに目が行き過ぎなのかなと
下手でもいいから『アウトプットを行う』ということが、自分の中での情報の整理にもなりますし、わかってないことが明確になるというメリットもあります
もっと積極的にアウトプット出来る環境を作ることも大事だと感じました
転職後の職場内では勉強会というものはないため自分で勉強会を行うこともありません
その機会が全くなくなってしまったというのも、今回のテーマを考えることになった理由の1つでもあります
どう改善していくか?
ではこれらのメリット、デメリットについて考慮した上でどういった改善策が考えられるかということですが・・・
方法 | デメリット |
---|---|
参考書 | お金、時間がかかる |
論文 | 難易度が高い |
インターネット | 情報の信頼性 情報量が書籍に比べて少ない |
講演会 | 時間固定 勤務地によっては参加が難しい 一度聞いたら終わり |
勉強会 | 参加はするが自分がする機会が少ない又はしたくない |
これらのデメリットをすべて潰すのは難しいと思うので、ここからいくつか取り出していこうと考えました
そして自分がどうにか出来ないかと思ったのが
- お金がかかる
- 時間がかかる
- 時間固定
- 勉強会の機会が少ない(アウトプット)
まず勉強を行なっていく中で個人的に一番重要だと思っているのが『アウトプットをすること』です
厳密にいうと『アウトプットをする場を作る』ということです
ここでいうアウトプットは他の人に自分の知識をわかりやすく伝えるということで・・・
その為にはインプットの質も必然的に向上させる必要が出てきます
インプットの目的が『知識を増やす』ということから、『情報をわかりやすく提供する』ということにシフトするので勉強の質も上がります
なので何よりもまずここを優先的に改善する必要があるという結論に至りました
ではどうやってアウトプットをする機会を増やすかということになります
そこで考えたのが『動画配信』です
動画配信
情報をアウトプットする方法として『動画配信』がまず頭に浮かびました
他にアウトプットする方法としては今ここに書いているように『ブログ』を使うという方法もありますが、声に出して説明する方がアウトプットとしては優秀だと考えました
具体的にはスライドを作り、プレゼンという形で動画を作成し配信する形がベスト
動画を作って自分の中だけで完結するだけではプレゼンとして成り立たないので誰かに見てもらう必要があります
動画を投稿することになるのですが、ここでの問題は『誰に向けて投稿するか?』という話です
閉じたコミュニティでの投稿がベスト
まず『Youtube』に投稿し、場合によっては収益化に繋がればいいかもしれないという考えが思いつきました
しかし今回の目的はあくまで『勉強方法の改善』です
スキルアップに繋げる必要があり、Youtubeで一般公開するとプレゼンの改善に繋がらないと思いました
まず自分が作成したプレゼンを聞いてもらい、意見をもらうことで更なるスキル向上に役立てるのが理想ですが、Youtubeへの一般公開だとそれが難しい可能性があります
その理由として、まずYoutubeで投稿しても見てもらえない確率の方が高いということです
そもそも見てもらえないことには意見やアドバイスがもらえるわけがありません
さらに収益化を考えてしまうと動画を投稿するうちに、次第に目的が収益化に傾いてしまう可能性があると考えました
こうなってくると当初の目的からどんどん離れてしまいます
そこで考えたのが
『同じ目的を持った仲間を見つけグループを作る』
といった方法です
つまり閉じたコミュニティのグループを作るということです
このグループ内でそれぞれが勉強した内容をまとめたプレゼン動画を投稿することで、意見を出し合い、スキルアップに繋げるのがベストだと考えました
そこでまず身近な人で自分の考えに共感してもらえる人を勧誘し始めることにしたのです
ここで考えたことが実行可能な媒体をそこから探し始め、最終的に見つけたのが
『Facebookグループ』
というわけです
さらにここでヒントになったのが、先程書いたオリエンタルラジオの中田さんの『中田敦彦のYouTube大学』です
内容としては
中田さんが読んだ本の要点を中田さんなりに大きなホワイトボードにまとめてしまって、わかりやすく紹介するという動画です(個人的に感じた印象です)
この方法は今考えているグループの運営にとてもマッチしていると感じました
これをすることによって、各々が参考書を勉強したことをまとめたプレゼン動画を投稿することで、その動画を見た人が参考書を買うかどうか判断することが出来ます
後はネットショッピングで購入すれば書店で購入するまでの時間を節約できます
また仲間のプレゼンの内容で十分だと感じた場合は購入する必要もなくなるので、書籍に対する出費も抑えることができます
つまり参考書のデメリットである『お金』と『時間』の問題を改善出来る可能性があるということです
中田さんありがとうございます!
自分も好きでよく見てるので興味がある人は是非見に行ってみてください!!
さらに動画として残すことが出来るので、講演会の『時間固定』『参加が難しい』『一度しか聞けない』というデメリットも改善する可能性があります
これらのデメリットを『インターネット』という媒体で補う形になります
ただ1つ気になるのが情報の信頼性についてです
これについては仲間で集まってるだけなので全員実績がなく、世の中に向けて配信するには信頼性としては弱いと感じます
ただ閉じたコミュニティで情報を共有する方法をとっているので、グループ内で信頼を得ることができればそれで十分だと考えます
先程の『Youtube』での動画配信になると、ここがネックになってきます
今後『Youtube』での一般効果を軸に活動を考える場合は考えなければいけない問題だと思いますが、これに関しては時間をかけてみんなで今の方法で実績を積み上げる他にないかなと思っています
『まずは今考えてる方法を試し、将来的に規模が大きくなってきたら評価してもらえたら』
という考え方です
以上のことから、今回考えた内容を試すことで自分が感じたデメリットをほとんど改善できる可能性があることがわかりました
後は実際に試してみて、少しずつ改善していくだけです
これからが勝負所だと思ってます
さて、今回は勉強方法の改善策として自分が『Facebookグループ』を始めるまでの思考の過程について紹介しました
思ってた以上に長くなってしまったので今回はここまでにしました
次は『なぜ勉強方法としてFacebookグループを選んだのか?』ということについて話せたらと思っています!
皆さんも私と一緒に情報を発信してみませんか?
興味があればぜひまたお付き合いください!勉強頑張っていきましょう!!

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